経済大国ニッポンの幕開け

[昭和後期] 高度成長の時代／婦人画報社の発展期
　
東京オリンピックの前後から、日本は一気に経済大国への道を駆け上ります。池田隼人内閣の「所得倍増計画」は、1960年代の国民生活をたしかに豊かにしましたし、1972年に田中角栄の「日本列島改造論」ブームが起こる頃には、日本はアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国となります。婦人画報社にとっても、この時期は発展の時代でした。1964年に刊行を開始した『懐石傳書』は5年後に全7巻が完結した後まで、爆発的な売れ行きを続けました。また、『メンズクラブ』増刊『アイビー特集号』もひとつの時代をつくります。そして1980年、ラグジュアリーブランド特集や美容特集で一世を風靡する『25ans』が創刊されます。空前のバブル経済の波が押し寄せていました。

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http://wikiwiki.jp/elegant25ans/?%B7%D0%BA%D1%C2%E7%B9%F1%A5%CB%A5%C3%A5%DD%A5%F3%A4%CE%CB%EB%B3%AB%A4%B1